600族の格差社会について
やぁです。ポケモンやってるかい?
最近某ポケモン実況主の方が600族についての動画を上げていたのでかつてPJCS2018に出場した僕が「ダブルバトル」の目線から見て個人的に600族全員を率直評価してみた。という記事である。
(ドラパルトもいるいい感じの画像なかった💦)
SSSからBの5段階評価で観点はこの2つ
・使用率。これは10年間のポケモンWCSを参考にする
・種族値、覚える技
それでは↓↓↓
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91ー134ー95ー100ー100ー80
評価A
初代600族だけど第1世代の公式大会には全く出れなかった不幸なポケモン。種族値や技範囲は悪くないのだがシングルバトルほど使いやすくはないと思い評価A。
悲しいことにWCSでの活躍も無く、ダブルバトルには向かないポケモン。マルチスケイルは強力だが集中攻撃されるとりゅうのまいも積みずらくやはりこいつの主戦場はシングルに限る。
あんまり語ることは無い。
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100ー134ー110ー95ー100ー61
評価SSS
自分が思うにダブルバトル最強の600族。バンギラスがマイナーなルールなど存在しない。絶対に。
登場した第2世代はレベル制限やダブルバトルも無く影が薄かったが特性砂嵐を得た第3世代から本領発揮。第4世代からはダブルバトルの最前線に立ち続ける正しく最強のポケモンだと思う。
ダブルバトル最強技のいわなだれをタイプ一致で打てるのが強力。弱点こそ多いも生半可な攻撃ではまず倒れない。ヨプのみを持たせればタイプ一致のインファイトですら耐えることも出来る。
WCSでも決勝出場回数は600族でNO.1で
WCS2010、WCS2012、WCS2013、WCS2014、WCS2015(ジュニア)と決勝出場者の構築に何度もバンギラスは採用されている。
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80ー135ー130ー95ー90ー70
評価SS
圧倒的攻撃力と優秀な耐性でトップメタだったポケモン。第4世代のダブルバトルをやっていた人は「ダブルバトルと言えばメタグロス。」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
第4世代ではぶっ壊れ技だった「だいばくはつ」を使えることが出来る600族。これをまともに受けられたのはクレセリアしかいなかった。
微妙な素早さは横のポケモンのトリックルームで補うことができるのでまさに何をやらせても強いポケモンだった。
ただ対策されまくった結果なのかWCSではバンギラスほど使われた訳ではなく、決勝出場したのはWCS2009、WCS2012、WCS2013(シニア)。
第6世代でメガシンカを会得。WCS2019ではゼルネアス対策に一定数見られたがツンデツンデのが多かったイメージ。しかし第8世代のダブルバトルでは再びトップメタの座に位置しているのでWCS2021での活躍に期待できる。
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95ー135ー80ー110ー80ー100
評価SS
かなり強い→暴落→トップメタという過去を持つボーマンダ。第4世代では特性のいかくとかなり高い特攻で活躍していたが第5世代ではめっきり数を減らした。第6世代でメガシンカを会得しBIG6の一員2までなるもやはりメガガルーラには勝てずイマイチ数は増えなかった…が第7世代は最強の椅子に座り暴れに暴れまくった。
WCSでの歴史を見てみるとよくわかり
WCS2009、WCS2016(シニア)、WCS2018、WCS2019で決勝進出を果たしている。
WCS2009では麻痺しながらいわなだれを耐え抜きりゅうせいぐんで相手のドサイドンを倒し優勝を決めている。
WCS2016では前述の通りBIG6の一員に選ばれるが大会ではBIG6がメタにメタられていてマスターではベスト8に残らなかった。
WCS2018、2019では2年連続決勝進出しておりどちらも優勝に大いに貢献した。
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108ー130ー95ー80ー85ー102
評価S
シングルバトルの主人公。
ダブルでは地震とげきりんの扱いの悪さによりあんまり使われない……と思われるが使えるポケモンが制限される地方ダブルではトップメタの強さを誇るポケモン。
WCSではWCS2012、WCS2014、WCS2017で決勝進出しており、特にWCS2014ではジュニア、シニア、マスターの全部門で優勝者、準優勝者どちらも使用。という実績を持っている。(これ以上の実績を持つのはWCS2015でのランドロスのみ。)
またWCS2017決勝ではジメンZを持たせつるぎのまいを搭載したガブリアスが活躍した。
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92ー105ー90ー125ー90ー98
評価S
ドラゴンタイプ全盛期の第5世代の600族。
ただ何をするにもイマイチ火力が足りず火力を上げるジュエルやこだわりアイテムを持つことが多い。
あくのはどうの威力が低すぎるのと特殊技の威力が軒並み下がったのが原因で第5世代以降はあんまり使われない。
とはいえタイプ一致のりゅうせいぐんは強力で、サブウェポンにだいちのちからやだいもんじを覚えるためはがねタイプにもめっぽう強い。
WCSではWCS2011、WCS2012、WCS2013、WCS2014に決勝進出とやはり第5世代ではトップメタと言ってもいい活躍を見せていた。
BWではストーリーのラスボス的ポケモン
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90ー100ー70ー110ー150ー80
評価B
個人的に最弱の600族。はっきりいって強くない。
特防150は確かに強力だが防御の70は600族の中でも最低で物理技で結構あっさり倒される。
かえんほうしゃやれいとうビームなど技はかなり充実しているがそれをやるならカイリューで事足りる。
WCSでもガチで実績がない。
使ったこともないので深く語れない。
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75ー100ー125ー100ー105ー85
評価A
フェアリー全盛期の第7世代に生まれたフェアリー4倍弱点ドラゴンタイプ。とにかく生まれた時代が悪かったと思われるポケモン。
サンムーンではマジでゴミみたいな性能で公式からは煽りとしか思われない文章で紹介されていた
「600族の恥」とまで言われた始末。
そんな現実をゲーフリが見兼ねたのかウルトラサンムーンで大幅強化。専用Zワザの「ブレイジングソウルビート」は威力185の必中全体攻撃技で100%の確率で全能力が1段階上がる破格の性能。
スカイアッパー止まりだった格闘技もインファイトを会得し一気にネタポケから強ポケに大躍進。
トップメタには届かなかったがフェアリータイプが入っていない構築にはブレイジングソウルビートを撃たれるだけで壊滅する可能性もあるほどに成長した。
フレンドガードやこのゆびとまれで味方をサポートするピッピと組んだ所謂「ジャラピッピ」がPJCS2018で、マスターベスト8の実績を残した。
WCSでの実績は無いのが残念である。
本当に産まれてくる時代が悪かった。
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・ドラパルト
88ー120ー75ー100ー75ー142
評価S
新進気鋭の600族。ギラティナ以来のゴースト・ドラゴンタイプ。
600族最速の素早さと専用技のドラゴンアローが強力。
剣盾に入ってからまだWCSが開催されていないので実績は無いが、十分期待できるスペックを持っている。
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以上!600族9体を語ってみた。
総合評価をまとめると
SSS バンギラス
B ヌメルゴン
という結果になった。
600族全員が解禁された今の冠の雪原の環境の使用率ランキングとほとんど変わらないのではないだろうか。変動するのはメタグロスとボーマンダくらいかな?
まあでも、やはり600族最強はバンギラスなのである。